2017年8月5日土曜日

2017 八王子まつり 関東太鼓大合戦


今年も生録音してきました!
録音機材は、音声のみがLS-20M(24bit/96k)。
映像付きはHF R31。

風がやや強く吹いていましたのでAT822の使用は諦めて、ウインドマフ付きのAT9943を選択。この時点で、画面奥の大太鼓の音は半分諦めて、手前の太鼓(5台横に並んでいる)の音に照準を絞りました。

マイクは障害物を避けるように高めに設置して、打音本来の分離状態での収録を試みました(障害物があると、音が団子になる)。

結果は狙い通りで、鼓面を打つ音、びょうの辺りを打つカッカッと切れのとある音も混濁なく分離よく収録されています。

AT9943を使ったことで、生音よりやや細身でオーディオ的な輪郭が表現されますので、AT822で収録した音源よりかはオーディオ装置で鳴らしやすいと思います。
とは言え生音に近い音源ですから、正確に再生することができなければ、”ピンとこない音”、”聴き所が分からない音”、”迫力がない音”、”音が悪い”などと勘違いしてしまうケースがほとんどかもしれません。

このような無加工の広ダイナミックレンジ音源は、本当に再生が難しいのです。

生音に忠実な録音をすればするほどに、再生の難易度も高くなるのです。だから私の生録音源は”怖い音源”なのです。

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