2017年8月27日日曜日

正しい音で音楽を聴く

オーディオを趣味に持つと比較的初期の段階で、『音楽を聴くのか?音を聴くのか?』と、自問する時期が大抵は来ます。大体はオーディオマニアの大先輩から問われたりして考えさせられるのではないでしょうか??

一つの例として、音楽を聴くという人は、例えばフルオーケストラの楽器の音を上手く融合させたいと考え、音を聴くという人は、全部分解したいと考えるのだと思います(話がややこしくならないようにサラッと書いています)。

音を聴くという場合、音の傾向は嗜好により人それぞれですね。しかし音楽を聴くという人の音にも同じことがいえます。

基本的に皆、嗜好の音で楽しんでいるのであれば、「嗜好の音で音楽を聴く」で、いいのではないでしょうか?わざわざ分けて問いかける意味は?そもそも分ける必要があるのでしょうか?

音楽を聴きたいなら・・音を聴きたいなら・・、何か決まり事でもあるのでしょうか?私には未だによく分かりませんが、一つだけ思い当たる事があります。

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もし、若いオーディオマニアの方で、大先輩からこのように問いかけられたら、

「正しい音で音楽を聴く」

と明るく答えてやりましょう!

”オーディオの音には正解などないよ”と諭されたら、
「オーディオの音には正解などないと考えた時点で、正しい音の探求は終わってしまいますよ。」と、ビシッと言ってやればいいんです。(イヤイヤ本当は自分の好きに答えればいいんです。)

そうすると、大抵はドン引きされますけど・・・。

まぁ冒頭の問いは私の経験から書いたことですが、当時は音のことを分かってなくて今以上に未熟でしたから、真面目に頭を抱え込んだのでした(汗)。

余談ですが、『音楽を聴くのか?音を聴くのか?』自分自身でも案外本音は分かってなかったりするもんです。
「音楽を聴く」と答えている人のシステムが、時間軸のズレが大きいシステムであれば、???ですよね。

『音楽を聴くのか?音を聴くのか?』
正しい音を再現することを念頭に置いている人にとっては、どうでもいい話でしたね(大汗)。

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