2018年3月10日土曜日

PHILE WEB【PR企画】トップエンジニア・鈴木浩二氏に訊く

PR企画 協力:ソニーマーケティング株式会社

インタビュー 【PR】トップエンジニア・鈴木浩二氏に訊く 音楽制作の巨匠に聞くソニー「MDR-1AM2」の魅力。「マイクを1cm動かした違いも伝わる」

以下、記事より抜粋

『レコーディングやマスタリング時は、アーティストの想い、演奏のニュアンスをリスナーに届けるために、ものすごく細かく調整しているんです。それこそ「(パラメーターなどを)髪の毛一本ぶん上げてみようか」というレベルです。マイクを1cmだけ動かす、パラメータを髪の毛一本ぶんだけ調整する、そうしたほんのちょっとの違いで、例えばボーカルがグッと浮き上がってきたりだとか、表現の幅がグッと広がったりするんですよ。

ハイレゾもそうです。CDではどうしてもマスター音源より情報が少なくなってしまいますが、ハイレゾならこだわり抜いたマスター音源の魅力をそのまま届けられます。

そして、そういう非常に細かい部分がちゃんと伝わるかは、お客様がどういう環境で聴くのかにもかかってきます。ですので、お客様の環境が良くなるのは、エンジニアとして非常にありがたいですね。そこが伝わらないと、僕らのこだわりはなんの意味もないですから。』

2 件のコメント:

  1. この内容に私は全面的に賛同したいですね。

    うちの工房の使命は「正しく音を録音して正しく音を再生する」を前面に出しています。
    私は元々再生系でしたが、今は録音系に注力しているのは、現場からの声でした。
    「録音した時と再生した時の音が違うんじゃ機器として使えない」と言う言葉でした。

    一般のPCオーディオの考え方は再生に使用するパソコンがあり、そこにUSB-DACがあり再生のみを意味します。

    プロ機の場合、それでは全然役不足で、再生が良し録音も良しが必要でDAW機としてのレコーディングマシンと言う位置づけになりますから、単なるPCオーディオとは線引きが成されます。

    この記事にあるように、スタジオのエンジニアさんが一つの作品に仕上げた場合、その媒体を数分も狂いなく再生出来たら、現場の方の苦労も無駄にはなりませんし、とても嬉しいと思います。
    好きな音、ハッタリを効かせた音もありかも知れませんが、それは現場の方は決して喜んでいるわけではありません。
    この記事ではさらりと書いていますが、現場の中には露骨に批判をしている方もおられます。

    これは、私も現場から言われた事がありますから、とても実感しています。
    実感しているからこそ、うちの工房がやれる事は、この「正しく音を録音して正しく音を再生する」事が出来るパソコンを作り上げたいと言う一心で開発を進めています。

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    1. レビューの最後に書かれたこの文章は、本音でしょうね。

      これを読んで、正しい音で聴くことの大切さを理解する人は多いと思います。

      そう願いたいです。

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