2018年5月15日火曜日

自作SPにおける低音についての考え方

自作SPのカテゴリーにおいて、ダイナミック型SPユニットに話を限定した場合、ユニット単体では低音域の再生が乏しいため、一般的にはユニットを箱に入れて使います。
つまり箱に入れる目的の一つは、低音再生ということです。

箱を利用しての低音の付け方(付けるという表現が適切かどうかは置いといて)についての考え方は、箱の製作者により様々です。

私の考えは、『いかにして正しく聴こえるように(ごまかして?)付けるか』です。

低音域はできるだけ伸ばしたいのですが、F特に暴れが生じたり、タイミングのズレが顕著だったり、トランジェントが悪すぎたりと、本来あるべき正しき姿が保てないのであれば、それこそ本末転倒なので、無理はせずに再生可能帯域での『正しく聴こえる低音』を念頭に置いてスピーカーを製作しています。
そんなこと言ったって、そもそも低い周波数が再生できなければ、正しいも何もないのでは?と考えがちですが、再生できない状態の正しさを再現できればそれでいいんです。ワケわからん?

量感については、特に小口径ユニットを使用したシングル・バスレフでは、ユニットの振幅だけで再生できる帯域が狭いので、比較的高い周波数帯域からダクトの共振に頼らざるを得ず、しかし付帯音という難題が出現し、その付帯音で低音感を得たのでは、そんな低音は無い方がマシになってしまいますので、付帯音処理をいかに上手くするかがカギとなります。量感は欲しいけど、これ以上欲張ると付帯音が目立つという境界線を越えないように・・・。まぁ実際の作例で完璧なSPは作ったこともありませんし、言い換えればスキルの低さが境界線を作っているとも言えますネ・・汗。

本日、先にアップしたYou Tube動画を聴いていただくと、どの要素も完璧ではないにしても、だからと言って、全くのデタラメな低音でもないことも聴き取れるのではないかと思います・・・たぶん・・・

days M800は、塩ビ管のオフ会で鳴らしましたが、あの場で聴いた方であれは、先の私がアップした動画の音が、決して生録音時に低音を盛った音ではないことが分かると思います。むしろ控えめに聴こえるかもしれません。

4.5Lのシングル・バスレフでは、正直我慢を強いられる部分もあります。
またシングル・バスレフ自体、自作派の興味の対象にならなかったり、軽視されたり、時代遅れの方式とか、嫌いな方式とか、けっこうネガティブな声を聞きます。

確かにデメリットはありますが、では、他の方式にはデメリットは無いのでしょうか?
時代遅れと言うのなら、時代遅れではない方式は全ての面でシングル・バスレフより音が進化しているのですか?その判断はどのようにして出したのですか?


私だったら正しい音との比較で判断します。
どんな方式でも構わないんです
正しい音で鳴れば、人がそう認識すれば、
それでいいんです

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