2018年7月13日金曜日

録音機としての実力は如何程に・・。



*アップ後、OPUS(251)になるまで、ある程度時間が掛かります。

私の使用するレコード再生システムは、総額で20万円未満(当時の定価)かと思います。決して安くはないのですが、それでもハイエンド・システムと比べれば入門価格帯のようでもあり、また、マニアの方の出す音と比べると序の口程度であろうと推測します。

それはそれで一つの音の例として捉えればいいことで、今回の一連の”レコードをPCで録音する実験”とはまた別な話です。

前にも書いたように、フォノイコをPCに直結していますので、この接続状態ではレコード本来のアナログ経路の音を知ることができません。
なのでそこから先となると想像の域を出られず話が停止してしまいますので、一旦話を録音物に限定して、現時点で感じたことくらいは記録として書いておこうと思います

元々はフォノイコをアンプに接続して聴いていたわけですが、その時のアンプの入力端子はパワーアンプ・ダイレクトではありませんでした。今回のPCはパワーアンプ・ダイレクトに接続されています。

そのせいもあるのかもしれませんが、録音物を聴いて感じるのは、音のダイレクト感です。シンプルな信号経路を伝わった純度の高い音といったイメージで、それはレコードという媒体の表層をさらっただけの音ではなく、深層部を覗き見ようとしているかのようでもあり、また、核となる部分に触れようとしたかのようでもあり、音そのものが接近して実在感があります。これはたんに音像が前に出て来るという現象だけではなく、こちらが深く潜り込んで聴いているような感じでもあります。海面の波だけを見ているのではなく、顔を海面につけて海中を見るような感じでしょうか。

今までもレコードの音は、カセットテープやハンディPCMレコーダー、それに今まで使用してきたPCでも録音してきましたが、このような印象にはなりませんでした。

この徹音PC(kodama-ssp)は、録音機としての能力も桁違いなのか!?検証には至らないのですが、録音機としての実力も高いのではないかと感じています。

本当のところ、一体全体何が起きているのでしょうか??

*レコード媒体とデジタル媒体を比べて、どうのこうのという話ではないので、誤解のないようにお願いします。

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