2018年7月15日日曜日

欠陥が生む効能

仕組み(構造)の欠陥が音の欠点になり、しかしその欠点が聴き手によっては個性という長所に化けたり、また思いもよらぬ効能を与える場合がある。

欠点の部分を正当化するわけにはいかないが、最終的に効能があるのならその点は肯定的に受け入れることができる。

その場合、欠陥が生む効能は認めつつも、そのような欠点を持たない完成度の高い音と比較して、優位性を訴えるような表現はもとより高性能という評価は決して与えられない。

オーディオには知識不足による勘違いが多いが、出てきた音だけ聴いて感じるだけで”何故”を考えないから謎を紐解けず、間違いを正せず、本当の理解にまでなかなか至らない(汗)

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