2019年3月19日火曜日

再生音の考え方 2 /音色と音質
~その2 言葉としての音色~

黄色い歓声といえば、大勢の女性や子供の甲高い声援を思い浮かべます。なぜ黄色なのかという話は置いといて、音と色を組み合わせた理由は、音をイメージしやすいように具体的に”物化”したのです。この場合、”黄色い歓声→女性や子供の声”がそれにあたります。
そう言えば、他にも「声色(こわいろ)」とか言いますね。声は音ですから、音と色は相性がいいのでしょうか?


澄んだ音色という表現も、霞がかっていないキレイな空気越しに見る景色や、透明度の高い水を連想させます。このように、音そのものに人の感覚を喚起させる表現を総称して音色というのです。

音の表現方法は他にも、ピアノの音、靴音、川のせせらぎ、草木のざわめき・・など、直接的な物で言い表したり、カンカン、ビュービュー、ドンドン・・などの擬音語を用いたりもします。文学的表現も加えると、オーディオの話からドンドン遠ざかっていきますね。ちなみにこのドンドンは擬音語ではなく、擬態語でしょうか?






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