2020年7月6日月曜日

私が何故パワードSPの機種名を公表しないのか?その理由とは・・。

その理由とは、まだまだ使いこなしが下手で、接続関係もベストとは言えない状態であること、そして空気録音のマイキングも決まらず、現状において可能であるはずの範囲でのベストな空気録音がまだ出来ていないと感じるからです。

もし録音物に実音の痕跡がなく、しかも著しくひどい音であれば、それはメーカーの名誉を貶めることにもなりかねませんよね。
そんな出鱈目な音を世に出されたら、メーカーだって嫌でしょう。こちらとしても中傷被害を訴えられても困りますし(汗)、だから可能な限り使いこなして、実音に対して忠実な音を録りたいのです。

話が少し飛びますが、今回のお題目と関連していることなので・・・

徹音さんは私の空気録音に対して、良い意味で積極的に関与してくださっています。
自室で使用しているマイクプリやDR-100MK2は、徹音さんからの借り物です。

では何故、徹音さんはそこまでしてくださるのか?
その理由は明白で、私の空気録音は徹音PCにとってメリットがあると、徹音さん自身が信じているからです。事実、私のブログをご覧になった方々から徹音工房へ問い合わせがあり、そして実売につながった実績が複数台あるからです。成約率は知りませんが・・。

しかし、もし私が下手な空気録音をYou Tubeを通して全世界に向けて披露したら、徹音さんは私の空気録音対してメリットを感じるでしょうか??

確かに名前を売るという意味では宣伝にはなりますが、空気録音の音が悪ければ、製品の利点が伝わらないどころか、反対にデメリットがメリットを上回り、実売にはつながらず、悪影響を及ぼす可能性だって大いにあるのです。

先に話した通り、徹音PCに関しては、私のブログやYou Tubeで紹介し始めてから、一般のオーディオ愛好家や、DTMをやっておられる方々に新たな販路が開けたそうです。それ以前は、ほぼプロの現場一色だったそうです。

私のブログと空気録音は、重要な(?)販売ツールとしてメリットがあるということです。
もしデメリットしかないような、的外れな文句タラタラで批判的な機器評価や、実音とは似ても似つかぬひどい音の空気録音しか出来なかったらどうでしょか?きっと、メリットなんて全然無いですよね。

徹音さんは、私に機器を貸してくださる以前から、私の音の聴き方や空気録音に対して、You Tubeの中の世間一般と比較して、一定以上の評価を認めてくださっていました。

このようにメーカーサイドにとって不利益をもたらすことのないレベルに達している空気録音が望ましいと考えているので、まだパワードSPの機種名は公表しないのです。

とは言いつつも、機器類の完全な使いこなしとか、完全な空気録音は私には到底無理な話です。ましてや、メーカーとコラボをしているわけでもなく、一個人の趣味として発信をしているので、”このレベルなら営業妨害にはならないだろう”と勝手に思い込んでやっているに過ぎません。

その一つの線引きとして、徹音さんの基準を満たすことがそのまま他メーカーさんの基準をも満たすであろうと、勝手に決めているだけのことではあります。

空気録音は様々な問題をはらんでいるとうことは、以前このブログで書いた通りです。

インターネット以前には無かったYou Tubeでの空気録音は、現時点ではまだまだ諸刃の剣と感じます。

最近の悲しい事件をきっかけに、SNS上の誹謗中傷や表現の自由をどう考えればいいのかの議論が持ち上がっていますが、それを空気録音に当てはめて考えるのはこじつけに過ぎないでしょうか??自身を含め、オーディオ文化の自由と保身を考えると、そうであって欲しいと願いますが・・・。

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