2020年7月2日木曜日

パワードSP~慣らし運転中の雑感~

”このSPの音は、こういう音ですよ”と、言葉にしづらい音です。
素っ気ないというか、化粧っ気がないというか、掴みどころがないというか、まぁ、何てことない音で普通に鳴るんです。

派手な演出もしなければ、これ見よがしな高情報量、高分解能を聴かせることもせず、受け取った信号に対し、ただただ必要な情報量を適切な分解能で鳴らすというスタンスです。

SP独自の音色もほとんど持たず、私の生録音源に対しても正確な音色で再現してくれることが確認できました。


本質的に優れたオーディオ機器共通の資質も持っています。

このような機器類は、特にSPは鳴らす”部屋”が良ければ本来の実力が出せますが、そうでなければ帯域バランスが崩れたり、信号本来の音色に部屋の色が加わったりもします。

自室では、帯域バランスの乱れが見られ、使いこなしがまだまだな状態で、とても本領発揮とはいきません。

SPの設計上、これはある程度は覚悟していたことなのですが、この部屋で使うという前提をもっと考慮し、あえて第二候補のSPを選択すべきだったのかもしれません。
タラレバ話ですが・・・。

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