~生録音から始めるオーディオ道~ Birthday of "KO球の耳" is 2015/3/5
今回、YouTube動画の【徹音の音シリーズ】の空気録音に採用した楽曲の紹介です。●YouTube動画:徹音の音20220708 01・アーティスト:Afterlife・アルバム:The Afterlife Lounge (Remastered)・トラック:08 Lovedub●YouTube動画:徹音の音20220708 02・アーティスト:Afterlife・アルバム:The Afterlife Lounge (Remastered)・トラック:09 Sleazebag●YouTube動画:徹音の音20220708 03・アーティスト:Afterlife・アルバム:The Afterlife Lounge (Remastered)・トラック:12 Go Easy●仕様※詳しい使用機器は、YouTubeへ入り、説明欄をご覧下さい。・媒体形式:ストリーミング再生 (Amazon music)・リッピングツール:-・再生機器:TetsuOto DAW-ProAudio PC Tower Reference V4 Studio(Revision 15・Prototype)・再生時サンプリング:16Bit-44.1kHz(-形式)・再生ツール:Amazon music・録音機器:TetsuOto DAW-ProAudio PC Tower Reference V4 Studio (Revision 15・Prototype)・録音時サンプリング:24Bit-192kHz(BWF形式)・録音編集ツール:非公開※BWF形式とは、プロ向け環境で使用するWAV形式の拡張形式です。※ご視聴の際、ヘッドフォンでお聴き下さい。※著作権絡みでブロックされる場合があり、その為に再生が出来ない等が発生するかも知れませんが、その場合は状況次第で速やかに楽曲の変更、差し替えを行う場合があります。---------------------------------------------徹音のボヤキ徹音のボヤキを久々に書こうかと思います。今回のお題は「この数か月の空気録音の変化について」です。今年に入り、特に5月後半からの徹音工房スタジオでの空気録音のクオリティが向上しました。その大きな要因としては、長らく使用して来ましたワンポイント・ステレオタイプのAT825から、同じオーディオテクニカのAT2035に世代交代したことです。AT825は初めて徹音工房スタジオで空気録音をやる時に用意したマイクロフォンで、米国のレコーディングスタジオで使われた中古品をeBayより購入したものでした。発売は今から30年前位になりますが、実はこのマイクロフォンには色々と思い入れがあり長らく使用して来ました。eBayでようやく手に入れたAT825でしたが、私が入手してからまもなく経年劣化でマイクヘッドの歪が増大してノイズが多くなり、そのため空気録音でのノイズ対策を、お世話になっているスタジオのエンジニアさんからアドバイスを受けて対処して来ました。しかしエンジニアさん曰く、いよいよマイクヘッド交換が必要と言う話しで、しかしメーカの修理受け付けに問い合わせるも、既にこの機種は修理が出来ないと言われ、やむなく買い替える決意をしました。私が要求する音を熟知するエンジニアさんに、次に使用するマイクロフォンの相談をしたところ、オススメ機種をいくつかあげていただき、更に音比較と言う事でサンプルを聴かせて貰い、機種選定をしました。それが、オーディオテクニカのAT2035になります。AT2035にはラージタイプのマイクヘッドが搭載されており、低域の曖昧になりがちな音がブレずに収音出来ると言う強味を持ち、また高域から中音域も手抜かりなく、徹音工房スタジオの空気録音に大きな変化をもたらしました。ありがたい事にエンジニアさんにはマイキングの指示を出してもらい、その都度空気録音の状態も確認してくださいます。徹音工房スタジオでの空気録音は、機器自慢の空気録音ではありません。とは言え商材となる徹音PCの音を聴いて貰うのが前提ですから、アンプとスピーカーの音はとても重視しています。基準の音を定めないとならないわけですが、おそらく音キチマニアさんからすれば、「B&Wなら800でしょ」「アンプはアキュ〇ェーズでしょ」って言われそうですが、ここには私なりの600を使う理由があります。何故、徹音工房スタジオでは、800ではなく、600シリーズを使うのか?B&Wに言える事は、800、700、600シリーズの音色は統一されている事です。音質部分は確かに変わりますが、それよりも徹音工房では音色の統一を重要視しているということです。大切なのは、音色が正しく表現出来るのかと言う話しに尽きます。自作スピーカーでもマルチをやられる方がいますが、ぶっちゃけ音色合わせが出来ていない方が実に多いと感じます。音色違いがわからない方は、本来マルチには手を出さない方が良いのかと思います。それ位に音色合わせは難易度が高い話しで、単純に価格の高いユニットだけ集めて組んでもダメです。もっと言うと、アンプも含めて考えなければ音色合わせは大変になります。私がこのロープライスな B&W 683S2を使い続けるのは、元々の音合わせがまともだからです。実際、マスタリングスタジオに導入されている所が多いのも事実です。アンプも含めてということを言いましたが、crownのパワーアンプにしたのは、エンジニアさんからcrownのパワーアンプは良いよと言われて私も確認したところ、エレキベースなのか、キーボードベースなのか、バスドラとベースの重なりが明確に再生出来るのか、これら全てをクリア出来、総合的な音色も含めてこれだなと感じて迷わず採用しました。この話しはKO球氏のブログに書かれている「音の聴き方入門」の内容にも繋がります。〇今回の楽曲の選曲についてアーティスト:afterlife今回の再生は、Amazon musicのオンラインのストリーミング再生です。それを徹音PCのフラッグシップモデルのタワーリファレンスからネットワークを通じて再生を行い、空気録音をしました。今回の楽曲は低音のエネルギー成分が多いので、ウーハーが受け持つ帯域がきちんと再生されないと、量感主体の曖昧な音になるかと思います。無駄に低音を出すスピーカーは沢山ありますが、今回の空気録音では、その音が量感ではなく、エネルギー感として聴けるのではないかと思います。今回の徹音工房スタジオのYouTube動画を視聴して頂き、ありがとうございます。
一般人にとってオーディオは趣味の世界の話なので、音のプロが要求する正確な音色が必ずしも正解かというと、結局は好き好きで人それぞれかと思うところもあります。ただやはり正しい音色を知っているのと知らないのとでは、例えばマルチSPを自作するにあたっては、結果が大きく違ってくるのも容易に想像できます。結局のところいつも問題となる根本原因は「音の聴き方」なんだと思います。音の聴き方が、プロ、アマ問わず、人それぞれの限界を作るのかと感じます。
今回、YouTube動画の【徹音の音シリーズ】の空気録音に採用した楽曲の紹介です。
返信削除●YouTube動画:徹音の音20220708 01
・アーティスト:Afterlife
・アルバム:The Afterlife Lounge (Remastered)
・トラック:08 Lovedub
●YouTube動画:徹音の音20220708 02
・アーティスト:Afterlife
・アルバム:The Afterlife Lounge (Remastered)
・トラック:09 Sleazebag
●YouTube動画:徹音の音20220708 03
・アーティスト:Afterlife
・アルバム:The Afterlife Lounge (Remastered)
・トラック:12 Go Easy
●仕様
※詳しい使用機器は、YouTubeへ入り、説明欄をご覧下さい。
・媒体形式:ストリーミング再生 (Amazon music)
・リッピングツール:-
・再生機器:TetsuOto DAW-ProAudio PC Tower Reference V4 Studio(Revision 15・Prototype)
・再生時サンプリング:16Bit-44.1kHz(-形式)
・再生ツール:Amazon music
・録音機器:TetsuOto DAW-ProAudio PC Tower Reference V4 Studio (Revision 15・Prototype)
・録音時サンプリング:24Bit-192kHz(BWF形式)
・録音編集ツール:非公開
※BWF形式とは、プロ向け環境で使用するWAV形式の拡張形式です。
※ご視聴の際、ヘッドフォンでお聴き下さい。
※著作権絡みでブロックされる場合があり、その為に再生が出来ない等が発生するかも知れませんが、その場合は状況次第で速やかに楽曲の変更、差し替えを行う場合があります。
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徹音のボヤキ
徹音のボヤキを久々に書こうかと思います。
今回のお題は「この数か月の空気録音の変化について」です。
今年に入り、特に5月後半からの徹音工房スタジオでの空気録音のクオリティが向上しました。
その大きな要因としては、長らく使用して来ましたワンポイント・ステレオタイプのAT825から、同じオーディオテクニカのAT2035に世代交代したことです。
AT825は初めて徹音工房スタジオで空気録音をやる時に用意したマイクロフォンで、米国のレコーディングスタジオで使われた中古品をeBayより購入したものでした。
発売は今から30年前位になりますが、実はこのマイクロフォンには色々と思い入れがあり長らく使用して来ました。
eBayでようやく手に入れたAT825でしたが、私が入手してからまもなく経年劣化でマイクヘッドの歪が増大してノイズが多くなり、そのため空気録音でのノイズ対策を、お世話になっているスタジオのエンジニアさんからアドバイスを受けて対処して来ました。
しかしエンジニアさん曰く、いよいよマイクヘッド交換が必要と言う話しで、しかしメーカの修理受け付けに問い合わせるも、既にこの機種は修理が出来ないと言われ、やむなく買い替える決意をしました。
私が要求する音を熟知するエンジニアさんに、次に使用するマイクロフォンの相談をしたところ、オススメ機種をいくつかあげていただき、更に音比較と言う事でサンプルを聴かせて貰い、機種選定をしました。それが、オーディオテクニカのAT2035になります。
AT2035にはラージタイプのマイクヘッドが搭載されており、低域の曖昧になりがちな音がブレずに収音出来ると言う強味を持ち、また高域から中音域も手抜かりなく、徹音工房スタジオの空気録音に大きな変化をもたらしました。
ありがたい事にエンジニアさんにはマイキングの指示を出してもらい、その都度空気録音の状態も確認してくださいます。
徹音工房スタジオでの空気録音は、機器自慢の空気録音ではありません。
とは言え商材となる徹音PCの音を聴いて貰うのが前提ですから、アンプとスピーカーの音はとても重視しています。
基準の音を定めないとならないわけですが、おそらく音キチマニアさんからすれば、「B&Wなら800でしょ」「アンプはアキュ〇ェーズでしょ」って言われそうですが、ここには私なりの600を使う理由があります。
何故、徹音工房スタジオでは、800ではなく、600シリーズを使うのか?
B&Wに言える事は、800、700、600シリーズの音色は統一されている事です。
音質部分は確かに変わりますが、それよりも徹音工房では音色の統一を重要視しているということです。
大切なのは、音色が正しく表現出来るのかと言う話しに尽きます。
自作スピーカーでもマルチをやられる方がいますが、ぶっちゃけ音色合わせが出来ていない方が実に多いと感じます。音色違いがわからない方は、本来マルチには手を出さない方が良いのかと思います。
それ位に音色合わせは難易度が高い話しで、単純に価格の高いユニットだけ集めて組んでもダメです。もっと言うと、アンプも含めて考えなければ音色合わせは大変になります。
私がこのロープライスな B&W 683S2を使い続けるのは、元々の音合わせがまともだからです。実際、マスタリングスタジオに導入されている所が多いのも事実です。
アンプも含めてということを言いましたが、crownのパワーアンプにしたのは、エンジニアさんからcrownのパワーアンプは良いよと言われて私も確認したところ、エレキベースなのか、キーボードベースなのか、バスドラとベースの重なりが明確に再生出来るのか、これら全てをクリア出来、総合的な音色も含めてこれだなと感じて迷わず採用しました。
この話しはKO球氏のブログに書かれている「音の聴き方入門」の内容にも繋がります。
〇今回の楽曲の選曲について
アーティスト:afterlife
今回の再生は、Amazon musicのオンラインのストリーミング再生です。それを徹音PCのフラッグシップモデルのタワーリファレンスからネットワークを通じて再生を行い、空気録音をしました。
今回の楽曲は低音のエネルギー成分が多いので、ウーハーが受け持つ帯域がきちんと再生されないと、量感主体の曖昧な音になるかと思います。
無駄に低音を出すスピーカーは沢山ありますが、今回の空気録音では、その音が量感ではなく、エネルギー感として聴けるのではないかと思います。
今回の徹音工房スタジオのYouTube動画を視聴して頂き、ありがとうございます。
一般人にとってオーディオは趣味の世界の話なので、音のプロが要求する正確な音色が必ずしも正解かというと、結局は好き好きで人それぞれかと思うところもあります。
削除ただやはり正しい音色を知っているのと知らないのとでは、例えばマルチSPを自作するにあたっては、結果が大きく違ってくるのも容易に想像できます。
結局のところいつも問題となる根本原因は「音の聴き方」なんだと思います。
音の聴き方が、プロ、アマ問わず、人それぞれの限界を作るのかと感じます。