2017年8月31日木曜日

自分の耳を信じろ!!!

生録音を行った結果、私は自分の耳のを信じました

あらゆる検証の結果、ほぼ自分の耳で聞いたように生録音ができるようになり、そしてその音源を自分のSPで再生したら、自分の耳で聞いた生音とは違う音が出てきました・・・
その時私は『いや、このように録音されていたのだ。このSPの音の方が正しいのだ』と、自分自身を説得しようとしていました。重症ですね(汗)。

録音物の正しさは検証済みであったのに、SPから出てくる音を自分の耳が違うと判断しているのに・・。恥ずかしながら、当時はそのような気持ちが強くありました。

でも、こう自問してみたんです。
『正しい音の基準も無く、ただ闇雲にSPの音を信じているだけではないのか?』と・・・。このSPの音の方を信じた場合、自分の耳を否定することになります。そして何の根拠もなくSPの音を信じていただけだったと気付いたんです。

そんな局面に立って判断を迫られたことで、自分を信じるって、こんなにも勇気が必要で大変なことだと初めて知りました。今までの自分のSPの音を、ほぼ全否定するわけですからね。でもそれは決して自分自身を否定することではありませんでした。
むしろ逆でした!

生音を基準としたことで、嗜好の音を捨て去ることで、本当の意味で自分の耳を信じることが出来たのです!


 そしてまた、
”オーディオの再生音を信じる”=”自分の耳を信じる”程に、正しい再生音が出ていることが、オーディオの一つの理想だと考えるようになりました。


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