2018年5月27日日曜日

耳がいい人と言われるより、音のわかる人と言われたい!

昔、私がまだ若かりし頃ですが、オーディオマニアの仲間から、”耳がいい人”と幾度となく言われました。そして現在は、徹音さんらプロの方たちから、”音のわかる人”と、ある程度は認めてもらえるようになったようです。

若い頃は耳の感度が良好だからこそ微細な音の違いも聴きとれるわけですが、そこからもう一二歩(十歩、いや百歩かも?適当です・・汗)進むことで、音のわかる人に昇格できるのだと思います。

これは、自分の耳で聴いたように録る生録音を行ったり、その他の訓練を積むことで成長できるのだと思います。

しかし残念ながら、誰でも加齢による聴力の低下は進みます。私自身もう既に昔のようには微細な音には気付けないはずですが、厄介なことに自覚症状がやや希薄です。

それでも幸いといいますか、私の身近に私より耳の感度に優れた人が二人いますので、比較することで自分の耳の感度の衰えをはかることができます。

例えば、部屋の中で蚊が飛んでいる音や救急車が近づいてくる音に気付くタイミングとかで聴力の感度の差が出ます。身近にいる二人は、たいてい私より先に気付きます。

でも耳の感度がいいだけでは、音のわかる人とは言われません。
先に書いたように、まず生録音で正しい音を知ること、知識と経験を積むことで、音のわかる人になっていけるのだと思います。

もう何度も書いていることですが、自分が出来る範囲の中で、音のわかる人になれる方法が生録音以外に見当たらないのです。
生録音以外に有効な手段があったとしても、自分で出来ないのでは意味がありません。

最近はPCMレコーダーが比較的安価で手に入ります。
自分のオーディオシステムの音を録音してYou Tubeなどにアップする人も大勢います。
これも一つの生録音ですが、私が勧めている生録音とは明らかに目的が違います

私の場合はオーディオの音合わせに使える音源の確保が、まずは最初の目的です。そこから更に経験を積んで知識を蓄えることを繰り返してこそ成長につながるのだと思います。

そしてこれは聴力がまだ衰えていない若い人の方が断然有利なのです!


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