2018年5月30日水曜日

マイ・オーディオシステムの音の生録音の効能

自分のオーディオシステムの音を生録音してYou Tubeにアップすることにもスキルアップの効果があると書きました。
効果というのは結果的にということになりますので、もう少し具体的に効能について書いてみたいと思います。

その幾つかある効能のうち、最も基本的な効能は心理的作用です。

ぶっちゃけ、SPの音を録音するのはかなり難しいです!(理由は今回の話には関係ないので省きます。)

録音機で記録した音を聴いてみると、実音とは似ても似つかぬ音がしませんか?

「こんな音じゃないんだけどなぁ~」、と言っても様々なケースがあり、
実音は、
・こんなに綺麗な高域じゃないんだけど・・・
・こんなに低音薄くないんだけど・・・
・こんなバランスの音じゃないんだけど・・・

などなど全部書いていたらきりがありませんね!

明らかに録音が不味いと認識している場合、録音者のとる行動は・・・以下一例

・実音との違いを言葉で伝えて補う・・・これは事実であれば必要なことです。

・聴く側にバランスを変えて聴くようアドバイスする・・・う~ん、まぁアリかな。

・言葉で実音との違いや差異を伝えて、”脳内補正”をお願いする・・・誰でもよく使う便利な言葉です。

よいと思います!

なぜならば、そこまでしてご自慢のオーディオシステムの音をキチっと伝えて、正しく理解して欲しいとの切実な願いがあるからです!
日頃は正しい音など見向きもせず、嗜好まみれの音で聴いていても、いざ、自分の録音物に対しては、正しい音を伝えたいという心が現れるのです!!

なんという身勝手さ、ご都合主義者と言うなかれ、立場が変われば見る景色も変わるなんてことは、よくあることです。

そのことに気付けば、生録音をやった甲斐があったというものです!

<補足>
生録音のスキルが上がっていくと、補正などせず正しい音で再生して聴いて欲しいと思うようになります。

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