自分のオーディオシステムの音を生録音してYou Tubeにアップすることにもスキルアップの効果があると書きました。
効果というのは結果的にということになりますので、もう少し具体的に効能について書いてみたいと思います。
その幾つかある効能のうち、最も基本的な効能は心理的作用です。
ぶっちゃけ、SPの音を録音するのはかなり難しいです!(理由は今回の話には関係ないので省きます。)
録音機で記録した音を聴いてみると、実音とは似ても似つかぬ音がしませんか?
「こんな音じゃないんだけどなぁ~」、と言っても様々なケースがあり、
実音は、
・こんなに綺麗な高域じゃないんだけど・・・
・こんなに低音薄くないんだけど・・・
・こんなバランスの音じゃないんだけど・・・
などなど全部書いていたらきりがありませんね!
明らかに録音が不味いと認識している場合、録音者のとる行動は・・・以下一例
・実音との違いを言葉で伝えて補う・・・これは事実であれば必要なことです。
・聴く側にバランスを変えて聴くようアドバイスする・・・う~ん、まぁアリかな。
・言葉で実音との違いや差異を伝えて、”脳内補正”をお願いする・・・誰でもよく使う便利な言葉です。
よいと思います!
なぜならば、そこまでしてご自慢のオーディオシステムの音をキチっと伝えて、正しく理解して欲しいとの切実な願いがあるからです!
日頃は正しい音など見向きもせず、嗜好まみれの音で聴いていても、いざ、自分の録音物に対しては、正しい音を伝えたいという心が現れるのです!!
なんという身勝手さ、ご都合主義者と言うなかれ、立場が変われば見る景色も変わるなんてことは、よくあることです。
そのことに気付けば、生録音をやった甲斐があったというものです!
<補足>
生録音のスキルが上がっていくと、補正などせず、正しい音で再生して聴いて欲しいと思うようになります。
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