2020年4月13日月曜日

徹音さんの空気録音、どう聴く?

”空気録音”で重要なことは、リスナーが耳にする再生音と録音物の類似性です。そこに尽きると言ってよいと思います。

まぁ言うは易しなんですが、徹音さんの”空気録音”の正確性は、You Tubeの世界では抜きん出ていると思います。



私も今回アップされた楽曲を持っていて、元のデータである原曲と聴き比べてみましたが、音色、全体のバランス、各楽器の出す音の挙動の類似度の高さが聴き取れ、そして音場はまさに、徹音工房でした。

不要な部屋の反響も抑え込まれていて、再生音波がリスニングポジションに正確に届けられていることがうかがい知れます。

最終的な発音体であるスピーカーの音色の再現性は、流石のB&Wですし、各楽器の正確な音の挙動とバランスは、共振依存度の高い方式のスピーカーでは再現が難しいのではないでしょうか?

好き嫌いではなく、本質的にイイ音というのは、こういう方向の音なのだと思います。

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