上の写真は、SANSUI SP-1000のエッジ崩壊の模様です。
両Chこのような状態では、もう低音がスカスカで音全体が変です。
オーディオ一新計画は、いまだ機器の選定中ですが、候補は絞れてきました。
残念ですが、次期オーディオ装置にはSANSUIブランドはありません。
思い起こせば長らく使用していた私のオーディオシステムは、CDプレーヤーはCD-α717D EX(と、TEAC VRDS-25xs) 、アンプはAU-α907LIMITED(と、AU-α607 MOS PREMIUM)、スピーカーはSP-1000と、SANSUIを基軸として構成されていました。
昭和時代のSANSUIに対するイメージは、JBLを鳴らす為のアンプメーカーというのが、おおよそのオーディオファン共通の認識であったと思われます。
ところでその頃のSANSUIでは、アンプ開発においてのモニタースピーカーは、何を使っていたんでしょうね?やはりSANSUIが輸入代理店でもあった、JBLだったのでしょうか?
現在のマランツでは、B&Wの輸入代理店ということもあるのでしょうが、モニタースピーカーはB&W 800D3 ですね。
想像するに、マランツにしてみれば、マランツのアンプで駆動するB&Wこそが、マランツの音を表現するのに最適と言えるのでしょう。
一方、B&Wにしてみれば、他のアンプメーカーにもモニタースピーカーとして採用されていることから、アンプからの信号を正確に再現することを、もはや義務付けられていると言っても過言ではないのでしょう。そうでないと、各々のアンプメーカーの意図する音が表現できないのですから。
このように考えると、平成時代のSANSUIは、積極的にスピーカー開発も行っていましたから、その時代のSANSUIが推奨する音は、我が家のSANSUIで統一されたシステムで、ほぼほぼ実現できていたはずです。
現代の日本のアンプメーカーと言えば、アキュフェーズやLUXMANもすぐに思い浮かべますが、アンプ開発時に使用するモニタースピーカーが気になります。
私はたまたま縁あってSANSUIでしたが、各々のメーカーのファンということであれば、そのメーカーが意図する音、伝えたい音を聴きたいと思うのが素直な感情だと思います。
それを(ほぼほぼ)実現できた(と思う)私は、幸せ者ですね!
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