2020年11月6日金曜日

モニターとしての低音

昔使用していたYAMAHAの NS-100Mは、モニター系SPに近い存在でした。実際に録音スタジオで使用されていたかは知りませんが、同シリーズのNS-10Mに関しては、多くの録音スタジオに常設されていた話は有名です。

購入したパワードSPは、正真正銘スタジオモニター系と位置付けられて販売されています。ただ、NS-10Mや100Mの密閉型に対して、リア・バスレフ型と、方式が異なります。

正直に白状しますと、戸惑いが生じたのが、この方式の違いでした。

モニターに適した方式は、密閉か?それともバスレフか?少なくとも、複数のダクトやホーン構造を持つ、いわゆる共振を多用した方式ではないことだけは確信があります(もちろん好き嫌いは別ですよ。そこのところは誤解のないように!)。

私の目論見は、購入したパワードSPの低域に関しては、密閉型のNS-100Mのような分解能を与えることです(勿論、低域の伸びや中高域の正確性も上回ることは必須です)。

しかし今の段階では、ポン置き状態のNS-100Mにも劣る分解能しか得られていません。

NS-100Mの時代から進化してのバスレフ方式であるはずですので、使いこなしが完璧であれば、NS-100Mの限界低域程度であれば再現可能だと思うのです。

問題は、取説のセッティングに従えない自室の環境下で実現可能かどうかです。

ということで、調整はもう少し続きます。

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