2021年2月22日月曜日

空気録音の役立て方~位相~

「2021年2月12日金曜日 [4k] 徹音の音20210211 01 ~02」の内容は、コメントを含め、”隠れ位相狂いの発見に空気録音を役立てよう”という話でした。

ところで位相って、そもそもそんなに狂うものなのでしょうか?

そりゃぁ、少しくらいは狂いますよ。でも現代のオーディオ機器を正しく使っていれば、明らかに違和感を覚えるほどは狂いませんよね

でもでも確かにYou Tubeにアップされている空気録音の中には、明らかに位相ズレを起こしているケースがあります


マイキングに起因すると思われるケースでは、L/Rセパレートのマイクを広い間隔で使っているケースが多いようです。

ハンディ・レコーダーの内蔵マイクでの録音では、常識的な位置にマイクを設置していれば、マイクやマイキングが原因での明らかな位相ズレはまず起きないハズです。問題となるのは、このケースで位相狂いが顕著に表れることです。


誰が聴いてもハッキリと感知できるほどの位相狂いは、音質や音色といったファクター以前の問題で、ましてや現代のオーディオ機器においては、ハイエンドとかローエンドとかも、もはや関係ありません。ハンディレコーダーの性能も、位相に関しては同じことが言えます。

オーディオ機器の値段に関係ないとすると、いったい何が原因なのでしょうか?

その原因については、徹音さんが可能性の高いものを5個あげてくれました。その中でも部屋とSP方式(構造)によるものが、ほとんどを占めていると思います。

言い換えれば、ルームチューンを見直したり、SP方式を変更すれば、解決できるということです。

空気録音をその解決に役立てよう!ということです。


~自問自答~

「位相狂いの音こそ至高っていう人もいるでしょ」

はい、確かにいます。趣味ですから、その音が好きで、理解してやってる人は良いと思います。またそのような人は、決して真っ当な音に対して難癖を付けるような発言もしません。

「空気録音した本人が、録音物を聴いても気付けなかったらどうするの?」

信頼関係が出来上がっているお仲間さんに、やんわりと指摘してもらいましょう。嫌われるかもしれませんが・・・自己責任で。

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