2023年6月24日土曜日

本当の匠と似非匠と自己防衛方法

前に、匠になるような人は自分に厳しくできる人だと書きました。

言い換えれば自分に甘い人は匠にはなれません。がしかし、やりようによっては匠の皮をかぶった似非匠にはなれます。


例えば、客観的事実としてのデータが示す欠点を突き付けられた時、大目に見て自画自賛に終始するのか、それとも厳しい目で向き合い改善に勤しむのか。

欠点に対して真摯に向き合えば、外から見るとまだまだなんだなという印象を持たれますが、欠点も個性及び効能があるようなこと言って自画自賛に終始すると、周りが勝手に凄い人だと勘違いしてくれたりします。

このような事はオーディオに限らず、情報の受け手側に専門知識がないと簡単に起こり得ます。

オーディオに関して言えば、正しい知識と音の聴き方を身に付けることで、隠された不都合な真実や詭弁を見破り実態に辿り着ける確率がグンと上がります。

つまり本当の匠な人にかかれば、すべて通過点として経験してきていることなので、似非匠がいくら自画自賛したところでお見通しなんです。

大切なことは、客観的事実としてのデータを突き付けられたとき、欠点のさらけ出しを他人にやられると、場合によっては恨みだけが残りますから、先に自分でやらないといけないんです。それが出来る人が本当の匠になれる可能性を持つ人だと思います。

それでも素人の趣味では自画自賛も大いに結構で、誰からも非難される筋合いのものではありません。ただ商品レビューなどが絡んでくると、情報の受け手側は知識武装などして自己防衛しないと、面白おかしい受けを狙った大袈裟な表現に侵食されて、何度でも失敗してしまうかもしれません。


無責任な”イイネ”や大甘な自画自賛にイイ加減な商品レビュー・・・オーディオの場合は遊びの空気録音も慎重に扱わないと同じことが起きてしまいます。

だからこそ正しい知識と音聴きのスキルアップをはかりましょう!

以上の事は決して他人ごとではなくてね・・汗汗汗!

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